STORY 1

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「どう言う事だよ!?俺と集団暴行事件、何の関係があんだよ・・・!?」 勢いあまって立ち上がるアキヒロ。 だがクロとシロは、アキヒロをなだめる事もなく平常心でいる。 「俺が何したってんだよ・・・!?」 疑われているだけで、自分を疑っているのはクロとシロではない。 そんな事はわかっているが、怒りの矛先を向けるのが二人しかいない。 「説明しろよ、クロ・・・!!」 アキヒロが興奮してる間にタバコに火をつけていたクロ。 一息ついて口を開く。 「落ち着け、アキヒロ・・・」 「落ち着いてるよ・・・!!」 「お前が疑われている理由・・・」 「・・・」 「それは現・・・」 クロがそこまで言った時、何者かが割って入る・・・ 「現場にキミの財布が落ちてたんだよ」 その割り込んだ声はライブハウスの入り口から聞こえた。 一斉に視線を移す3人。 3人はその声の主をよく知っていると同時に、 良く思っていない人物だ。
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