第1章

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僕と斗真はそれぞれのクラスへ入って行く。 「おはよ?圭人っ。」 「榊、おはよう。」 榊はクラスで1番背の小さい男の子だ。 よく女子におもちゃにされている。 可哀想だが榊は見た目も性格も可愛いから仕方ないと言えば仕方ない。 僕はトイレと移動教室の時以外はクラスから出ないようにしている。 廊下を歩くと僕のファンに一緒に写真撮ってだの、ハグして下さいだの言われるのでなかなか進めない。 トイレに行くのも一苦労なので勘弁してほしい。
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