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西教大学軽音楽部、部員数12名、所属バンド数2、そんな小さなサークルの部室に男、金髪に赤色のメッシュが特徴的な僕、芦田 翔(あしだ かける)と黒髪ショートで小柄な女、高橋 律(たかはし りつ)は部室の両端にあるソファに向かい合って座っていた。
二人はただ何をするでも無くだらだらと何かを待っているようだ。
「なあ律、お前またおっぱい大きくなったんじゃねえか??」
「んな!?いきなり何を言い出すんですか!!セクハラで訴えますよ!!」
「なんだよ、可愛い巨乳の後輩と軽く下ネタの話をするだけでセクハラ扱いされる世の中なのかよ、うわー生まれてくる世界間違えたかなー」
「え!?今なんて言いました!?可愛い!?!?もう、仕方ない先輩ですねえ。そんなにおっぱいの話がしたいなら乗ってあげなくも無いですよ??」
恥ずかしいのだろうか頬を赤らめながら律は翔の隣に座り深く腰掛けた。
「いやですね先輩、翔先輩。私最近、またおっぱいが大きくなったんですよ。そろそろ上に大きくなりたいんですけど、なぜか胸部ばかり大きくなってしまうんです。」
「別に身長は大きくならなくて良いんだけど、チビ律が大きくなっちゃったらもう頭撫でられなくなるし。それで?巨大な律のお乳様は何カップになられたのかな??」
「翔先輩、私を巨乳で挟まないでください、わかりにくすぎです。そして巨大でも無いですし、お乳様とかいうのやめてさい。はっきりと測ったわけじゃ無いんですが、今朝はGカップのブラがちょっときつかったです…」
「爆乳やないか!!!」
そう言うと翔は大袈裟な反応で驚いてみせ、まじまじと律の胸部を眺めながら、二礼、二拍手、一礼をした。
「誰が神様じゃ!!!」
最後の一礼のタイミングでツッコミを入れて頬を膨らます律、しかしすぐに笑顔に変わり
「そんな神様級のおっぱい、触りたいですか??」
と突然上目遣いで翔へと詰め寄る。
それと同時に翔の手は彼女へと近づき…
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