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私は動揺しつつも、少しだけ冷静にヨシトモと対峙した。
そうしないと、これからのチャットで傷つくのは自分だからだ。
私は想像出来る限りの事を頭で描く。
彼女がいて、別れた。
仕事で疲れてる。
なんとなく。
気の迷い。
どれもしっくりいくようで、違う。
分からないまま、私はヨシトモとチャットを開始した。
『久しぶり』
『ミキか? ミキなら本名言ってみろ』
何を言ってるんだろうと思い、問い返す。
『私本名教えてないよ』
『やっと本物のミキがきたか(笑)』
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