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ピピピピピピ…。
目覚まし時計が鳴る。
もう朝、か…。
この目覚まし時計が鳴るたびに私は憂鬱になる。
今日も地獄が始まる。
のろのろと起き上がって学校に行く用意をする。
出来るだけ遅く行けるように
出来るだけ用意に時間をかけて…――。
全ての動作をゆっくりする。
でもそんなの気休めくらいにしかならなくて。
やっぱり私はいつもの時間に学校に行く。
準備が出来たら学校に行かなきゃならない。
それは当たり前のこと。
それでも心が行きたくないって叫んでる。
頭では行かなきゃって分かっても心が追い付かない。
ダメだなぁ…。
でも…負けるわけにはいかない。
頑張らなきゃ。
私には泣いてる時間なんてないんだから…――。
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