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そったらさぁ…
ドッグァヴァゴォッ!
な、なんぞっ!
すざまじい衝撃と爆音!
衝撃波がハジケ合い、アチコチへ竜巻!
地が捲れ、風が逆巻き、辺りが吹き飛んだ!
な、なんぞぉっ、これぇぇっ!
これが本当の訳ワカメ。
軍曹達のリジェクターは、爆風で吹き飛ばされている。
一体…何が?
吹き飛ばされたゴーレム達が、立ち上がり始めた。
生首ゴーレムが、抜け出そうと、もがいている。
宙からゴーレムが…降って来た…
壊れて無いのね。
頑丈ねぇ~
でも、普通に動いて…
あれっ?
今、俺…止まってんな。
ちと…さっきのように動いてみる。
動きが止まる、ゴーレム。
止まると…
衝撃音と衝撃波!
うやっ!
俺のせいか、そうですかっ!
音速ってヤツ?
漫画のサイボーグ。
加速装置って…
最終兵器だったのね。
あの漫画では、加速装置で人を抱き抱えて助けていたが…
それって、なんて、人殺しw
衝撃波以前に、摩擦熱で燃え…いや、削り取られるか…なっ?
人の身には耐えられんだろう。
俺も、アタックスーツが無かったら…
うん、無事だね。
俺は、龍覇剣術師。
身に結界を纏うなど、お手の物。
なれば、こそ、超高速剣術をも繰り出せる。
基礎中の基礎さ。
だから。
救助ターゲットを、対ショック機能を付与した結界で包んだ後に救出。
なんて事も、可能な訳だ。
えっ!
龍覇術なしで?
俺に死ねと?
しかしだ。
超高速では、ゴーレム君達がついて来れん事が発覚。
これは楽しくない。
セーブだ、セーブだよ、俺。
Be Cool、Be Cool だよ、俺。
さて…
のんびり、散歩気分で…
おっ!
今度は、反応するする、ゴーレムちゃぁ~ん。
イッァ ショータァァァ~イム!
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