流転3

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俺が近付くと、敵と認識したのか、ゴーレム君。 直ぐに龍力ガンを、俺へと向ける。 人にガンを向けるなんて失礼なっ! マナー違反でしょっ! って、そうか… コイツら戦闘ゴーレムだったわw 足先の小石を、軽く蹴り上げる。 ガンの銃口へと… うん、思った以上に、ガンは耐久力が無い。 直ぐに破損して、使用不可だな。 他のゴーレムも一瞥。 先程の影響で、銃器が無事なヤツは残っていないな。 後は肉弾戦♪ 俺は、のんびり歩いて近寄る。 警戒するゴーレム達。 無生物なのにね。 スッって感じで横を通る。 はっ! 俺を見失ってやがんのw 自分の体勢にも気付いて無いようだ。 今回は、2体同時に空中仰臥。 恐らく、地面が見えてらっしゃるでしょうな。 両腕で、鳩尾をそれぞれヒット! 上空へ… お達者でぇ~ そんな俺へ殴り掛かるか、そうですか? その腕取って、上空へと… アンタも行ってら~ っ! コイツ! 後ろから斬り掛かるとは、卑怯なりっ! ま、軽く避け… 斬り上げからの斬り下ろしだとぉ~っ! やるなっ! だが見よっ! これが有名な、真剣白刃取りっ! ぶっちゃけ…やる必要は無い。 やってみたかったんですもん。 カッケーやん、白刃取りってさ。 憧れるよね。 ダメかなぁ? そんなん思いながら、刃をねじ上げて奪う。 体勢を崩したので、蹴り上げる。 うぉっ! 間に合った。 ほれ、ほれっ! 最初に殴り上げた2体が落ちて来たので、素早く殴り上げる。 ゴーレムお手玉… いや、ジャグリングった方が、格好良いかな♪ ってw 生首ゴーレムぅwww 脱出し掛けたのに、ジャグラーな俺様、見て… 再び生首状態に戻りやがんのwww 戦闘ゴーレムなのに戦闘放棄ですか? 心なしか、宙に浮いたゴーレム達の視線が冷たいねぇ。 表情豊かね、ゴーレムちゃん。 うや、おまえも、逝って来い。 生首ゴーレムの頭を持って引き抜き、上空へと放る。 あっ! 他のゴーレムと擦れ違いざまに殴られてやんのw
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