流転3

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っと! 俺、驚愕! コイツらゴーレム… 魂…ないやん? いやいやいや!! 思考して戦闘して諦めたり出来る!! ならばっ! 熱き心もっ! 無茶かなぁ… 目が死んどるしぃw しゃあない。 これ以上は、弱い者虐めみたいで興醒めや。 落ちて来た順に、手を取り、軽く技を掛けて少し浮かす。 そして、足から降ろす。 ゴーレムたん達…キョトン。 あっ。 最後は生首ゴーレムたんね。 空いてる所へ… ぐふぅわぁっwwwww! 埋まってた穴にスッポリ、生首!? ワザとじゃねーよっ! そこしか空いて… ……… ……… ……… 狙った…のか? 思わず、親指立てて… 「グッ、ジョブ!」 笑顔で告げる、俺。 生首ゴーレムたん、抜け出そうとモガいている。 可哀想だから、子猫よろしく、首根っこをひっ捕まえて引き摺り出した。 最早、攻撃して来ないゴーレムたん。 ふぅ、ま、飽きたし…良い… ? 何しとんの、アンタら? いきなりのゴーレムたん。 片膝突いて、左腕の拳を地に。 右腕は胸の前で折って、胸に添える形。 それで頭を垂れる。 映画などでみた騎士が王の前で控える姿。 謁見シーンってか? 俺って…なんて王族ぅwww って、ちゃうわっ! 「ふぅ…  まさか…  このゴーレムを従えてしまうとはな」 後ろから、呆れ声の軍曹さん。 あら、ご無事で♪ 爆風に吹き飛ばされてたから、心配してたんよ、俺。 えっ! 何時、心配したかって! 今、しとるやんw 「コイツらは、自立思考型のプロトタイプでな。  独自で判断するが命令無視が多く、使用を見合わされたタイプだ。  一応、最新機種故、頑丈でな」 そう告げ、演習場をチラッ。 最初に存在したゴーレム。 実は、大型を含めて17体。 大型は3体。 一つは俺が、土手っ腹に穴を空けたヤツね。 残り9体は人型。 中世の騎士みたいな姿をしたヤツね。 全部、最初の衝撃波でスクラップでつw やはり、最終兵器は…加速装置! なんですねwww
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