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「しかし…
キサマは、何をしおったのだ?」
軍曹…不思議そうでつねw
オラ、特別な事は、なぁ~んも、してねーだぁっ。
ほんまだにぃ。
信じてけれ、軍曹さまぁ~
俺様、心の声っw
まぁ実際に、素早く動いただけだしぃ。
「いや、特別な事はして無いっすよ、俺」
素直に告げる、俺。
偉いでしょ。
それなのにぃ…
「嘘を吐くんじゃないっ!」
青筋、軍曹たん。
酷すっ!?
「え~っ!
マジマジ、マジっすよ!
俺、特別な事は、何もしてないっす。
ただ、素早く動いただけっすからねっ」
嘘は言ってないぞっ!
ただ、音速を超えた速度で動いただけさ。
マッハ幾つかは、知らんがな。
ただ、周りが俺の動きについて来れなかっただけ。
ただ、それだけだ。
納得でしょっ?
「は・や・く…動いただけだとぉ~っ…」
真っ赤な茹で蛸、一丁上がりっw
いや、本当に血管切れるから…
落ち着いていただきたいものである。
「いや、マジですって」
「ほぅ。
キサマは、速く動いただけで、天変地異並みの状態を作り出したと?」
天変地異w
そうでつ、私が、天変地異でつ、ってなwww
「いやいや。
確かに音速超えたようっすけど、速く動いただけなんすがねぇ」
嘘は吐いてねぇべさ、俺。
俺様、正直者。
自慢っ!
「はぁっ!?
今、何と言ったのだ?」
あや、耳まで悪くなっとんのね。
気の毒ねぇ~
老化が、そこまでとは…
気の毒な。
「マッハ幾つかは分かんないっすが、ちょっと速く動いただけっすよ。
特別なこ…」
「充分、特別じゃわいっ!」
被せんなしぃwww
「しかし…
龍覇術とは、恐ろしいモノだな」
いや、違うしぃwww
「これ、アタックスーツのせいっすよ。
龍覇術との相性のせいか、最大、数十倍にまで身体能力をアップしてるからね、これ」
龍覇術の制御が楽に行えるんだわぁ、これ。
逆に抑制も楽でな。
力の制御も、楽々さ。
抑制具無くても大丈夫ってな♪
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