流転3

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「しかし…  キサマは、何をしおったのだ?」 軍曹…不思議そうでつねw オラ、特別な事は、なぁ~んも、してねーだぁっ。 ほんまだにぃ。 信じてけれ、軍曹さまぁ~ 俺様、心の声っw まぁ実際に、素早く動いただけだしぃ。 「いや、特別な事はして無いっすよ、俺」 素直に告げる、俺。 偉いでしょ。 それなのにぃ… 「嘘を吐くんじゃないっ!」 青筋、軍曹たん。 酷すっ!? 「え~っ!  マジマジ、マジっすよ!  俺、特別な事は、何もしてないっす。  ただ、素早く動いただけっすからねっ」 嘘は言ってないぞっ! ただ、音速を超えた速度で動いただけさ。 マッハ幾つかは、知らんがな。 ただ、周りが俺の動きについて来れなかっただけ。 ただ、それだけだ。 納得でしょっ? 「は・や・く…動いただけだとぉ~っ…」 真っ赤な茹で蛸、一丁上がりっw いや、本当に血管切れるから… 落ち着いていただきたいものである。 「いや、マジですって」 「ほぅ。  キサマは、速く動いただけで、天変地異並みの状態を作り出したと?」 天変地異w そうでつ、私が、天変地異でつ、ってなwww 「いやいや。  確かに音速超えたようっすけど、速く動いただけなんすがねぇ」 嘘は吐いてねぇべさ、俺。 俺様、正直者。 自慢っ! 「はぁっ!?  今、何と言ったのだ?」 あや、耳まで悪くなっとんのね。 気の毒ねぇ~ 老化が、そこまでとは… 気の毒な。 「マッハ幾つかは分かんないっすが、ちょっと速く動いただけっすよ。  特別なこ…」 「充分、特別じゃわいっ!」 被せんなしぃwww 「しかし…  龍覇術とは、恐ろしいモノだな」 いや、違うしぃwww 「これ、アタックスーツのせいっすよ。  龍覇術との相性のせいか、最大、数十倍にまで身体能力をアップしてるからね、これ」 龍覇術の制御が楽に行えるんだわぁ、これ。 逆に抑制も楽でな。 力の制御も、楽々さ。 抑制具無くても大丈夫ってな♪
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