流転3

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「………  はぁぁぁぁっ。」 深い溜め息でつね。 幸せのストック大丈夫? 誰のせいだ、可哀想に。 あ、俺のせいかぁw 「もう、良い。  ならばアタックスーツは危険であろう。  脱いでおけ」 そんなん、言う、言う、軍曹たん。 ワロスw 「ちげーよっ!  アタックスーツは龍覇術の制御が容易くなるんだ。  これが有るのと無いのでは、全く違うからな。  今は抑制具を外してっだろ。  その状態の方が、余程危険なんだぜ。  俺、アタックスーツを外して、軍曹に怪我させない自信ないかんな」 そう、親切に… 懇切丁寧に教えて差し上げる、俺。 優しいでしょ。 偉いぜ、俺様。 エッヘン! 「よい」 へっ? 何が良い? あっ、俺がか? 「もうよい!  それを纏っとれっ!」 軍曹、爆発! オラ、ビックリ! なんぞっ!? お気に召さない事でも? 若輩者の心は脆いんよ。 俺、泣いちゃうよ。 わぁ~んってな。 無いわぁ~っw 「早いが、次へ行く。  本来アタックスーツは防護服の延長。  おまえが発揮させた様な機能は無い。  身体機能を多少サポートする程度である」 そんなん言う、軍曹たん。 ちょw そんなんで、ゴーレムと模擬戦させたんかっ! 「ちょっと軍曹!  そんな装備で、銃を持ったゴーレムと模擬戦させたんっすか!?」 酷いっしょっ! 「阿呆!  あんなに離れている方へ突っ込むなんて、誰が思うかっ!  近場に用意したゴーレムを無視しおってからにっ!  次で使用予定ゴーレムまで根刮ぎにされるとは、思わんわっ!」 アレレッ? そーだったんだぁ~ 悪い事したかな? ま、いっか。
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