流転3

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「ふぅ…」 またまた溜め息、軍曹たん。 お疲れねぇ~ 「うむ、儂だ。  そう。  降ろしてくれ。  何、的?  そんなんあるかっ!  早よ、降ろさんかっ!」 独り言からの怒鳴り声。 新たなるコンボを身に付けたんだね、軍曹たん。 やるなっ! 「今、リジェクターが着陸して来る。  しばし、待て!」 うん、リジェクターのパイロットと話してたんだね。 まぁ、気付いてましたよ。 当たり前でしょ。 疑うなんて、酷いなぁ~ 拗ねちゃうよ、俺。 なんて思っている間に降下してくるリジェクター。 着地すると、後部ハッチがオープン。 何が出るかなぁ~、何が出るかなぁ~っ。 「入るぞっ!  ついて来い!」 あっ! 出て来るんじゃ無くて、俺達が入るんですね。 オラの…ワクワクを返せっ! ってか。 なんて思いながら、ついて入る。 すると…なんて大男! 「コイツは、バトルポッド。  現在の小型戦車と言ったところか…  アタックスーツは本来、コイツへ乗る為に開発されたパイロットスーツ。  銃器を持ったゴーレムとの模擬戦は、コイツへ機乗して行う予定だったのだがな」 ああ、ソイツを俺が、根刮ぎぶっ飛ばしたと… あやっ!? じゃあ… バトルポッドでの相手… 「なぁ、軍曹。  コイツに機乗してからの相手は?」 俺が告げると… 軍曹がゴーレム達を見る。 バッと明後日の方向を向く、ゴーレム達。 軍曹、溜め息。 「居る訳なかろう。  キサマが全て攻略しとるわっ!」 ですよねぇ。 取り敢えず、バトルポッドへと機乗。 ……… ……… ………? 機乗? イメージとは違うんですが? アタックスーツ分の窪みへ入り込む感じ… 入ると、アタックスーツへと、様々なケーブルが伸びてジョイント、コネクト、セッティングゥ。 内壁がジワリ、ジワリと迫って来ます。 いやぁ~っ、潰されるぅ~(棒読みw) アッと言う間に密着、フィットでつね。 こりゃ、一体感、パねぇっす♪
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