流転3

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着替えてから軍曹の元へと向かう。 ……… 体が…お~もぉ~いぃ~っ… 抑制具外して、アタックスーツを着込んで動いてたかんなぁ~ あの解放感の後で、これだろ。 一挙に牢獄の中ってか。 抑制具を外して、自由に動いたってぇのは、何時以来だったかなぁ。 中学に上がる前には、既に付けてたような… 着けるのが、当たり前になってたから、あの解放感は衝撃的だったよ。 軍曹…アタックスーツ、くんねぇかなぁ~ ダメかなぁ~ ダメだろ~なぁ。 でぇ。 軍曹の前に来たので… 「軍曹」 「んっ?」 「アタックスーツ、貰えない?」 ついね。 「阿呆か、キサマは!」 ですよねぇ~ 「全く…  いきなり、何を言い出すのだ、キサマはっ!」 「いやぁ。  抑制具みたいに負担にならんし、楽に抑制できっしょ。  凄く楽だったんすよね、あれ。  一回付けたら、つい、欲しくなっちゃいまして…」 テヘッ☆ 軍曹、俺をマジマジ見て告げる。 「あのな、リュシュ。  あれは軍の装備。  兵装なのだ。  1機の値段も高価だが、メンテナンスなどの維持費もバカにならん。  とても、個人で持つ代物では無いぞ」 呆れられちゃいました。 「ふっ。  本当に、面白いヤツだな」 知らん人に、面白がられちゃいました。 酷す! って…んっ? この声… 「あっ!  パイロットさん?」 「ああ、分かるんだな。  そう、俺が操縦していたんだよ。  どんなヤツか見たくてな。  寄らせて貰った」 面白そうに、俺をみている。 面白いっすか、俺? 「さて、次だが…  貴様に行わせると、何をしでかすか分からん。  故に、戦車にでも乗って来い。  話は付けてある。  第3格納庫だ。  儂は、少々用がある。  ほれ、行けっ」 ほっぽり出しですか? 酷すっ! でも…戦車!! マジでぇ! 戦車、戦車、戦車様! 今、搭乗して差し上げるからねぇ~ 待っててちょっ! 無論、ルンルン気分で向かいますよ。 なにか?
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