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「こ、これは失礼しましたぁっ!」
いや、声が裏返ってんぞ、君。
「自分は、ルッファラント伍長であります!」
そう告げて、再度敬礼。
固い、固いよ、ルッファラント君よぉ~
「ルッファラント君さぁ。
何歳?」
そんなに離れて無い筈だよな。
「二十歳であります、サー」
同い年やんw
「あんなぁ。
俺と同い年やん。
タメなんだし、もっと気楽に行こうや」
「き、気楽に…ですか?」
「そっ。
気楽に、気楽にっ。
人生、楽しく生きなきゃ損だぜ、損」
「はぁ…
そんなもので、ありますか?」
戸惑ってんなぁ。
「固い、固いよ、君さぁ。
もっと、気楽にできん訳?」
「気楽にと言いますと?」
だぁ~めだぁ、こりゃ。
「気楽には、気楽にさ。
それよりさぁ。
俺が乗る戦闘艇に案内頼むわ」
俺が告げると…
ハッとした顔付き。
「こ、これは…
申し訳御座いません!
直ぐに、案内致します!」
もうね。
固い、固い、固過ぎっす!
とても同い年とは、思えんわっ!
「此方で御座います!」
いや…
手と足が、一緒に出てるよ?
難場歩きかい?
シュパングでは、剣を扱う者は難場歩きってね。
ルッファラント君ってさぁ、剣士だったのね。
そんな、難場歩きルッファラント君に連れられ、俺、移動。
辿り着いたるは、格納庫。
入ると…
戦闘艇、一杯、一杯、一杯よ♪
さて、俺が乗る飛空艇は、どれかいな。
案内してくれるルッファラント君が立ち止まる。
もしかして…
これっ?
すんごく、シャープでクールで良い感じ♪
戦闘艇っうより、戦闘機っすね。
ありがとうございます☆
「指定されたのはコレですね。
ワイドマンでは無くて、最新機であるフォボス。
これに機乗して頂きます」
はぁ?
最新機って…
ええんかい、それっ!?
まぁ、乗るけどね。
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