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なんか…
イヤな予感しかしないと言うね…
嫌々ながら、講堂へ…
中には…クソ沢山の軍人共。
パイプ椅子に座って待機れす。
へっ?
なんだ、これ?
此処で俺に、どうしろと?
「行くわよ!」
ロンザお姉さまに連れられて…
ドナドナドナァ~ドォ~ナァ~
講堂内を進むよ、壇上まで。
ドナドナドナァドォ~ナァ~ドォ~ナァ~
売られる子牛の気分れす。
野郎ばかり、気持ち悪い。
1箇所だけ、女性兵士が固まる一角有り。
うん、荒野の中のオアシスね。
壇上に、何故か連れられ、爺の前。
何故じゃぁっ!
俺、女性の方が良い。
チェンジで。
ダメかなぁ。
「主賓が到着じゃな。
まずは、准尉への任命じゃな」
とか告げて、オラ、准尉。
セレモニーって、コレの事?
帰って…
「次じゃが…」
あっ、まだ、あんのね。
「今朝方、演習場にて爆発があった事は、皆、知っておろう」
あっ、れぇ~っ?
それって…
罰せるつもり…かな?
「あの爆発は、この青年が残骸を積み上げ、それが崩れたせいじゃな」
ちょっ!
「じゃが、元の状態でも、8割方、同様の爆発が発生しておったであろう。
問題はじゃ。
本来は爆発により、基地はおろか近隣の村まで、壊滅的なダメージを負う事が試算された事じゃ」
静まり返っる、講堂。
気味が悪い位だぜ。
「それを准尉は防いだのだ。
これは、賞賛に値しよう。
更にじゃ。
開発された自立思考型の新型ゴーレム。
命令を聞かぬ欠陥品として、破棄予定であった。
それを准尉が従えたのじゃ。
お陰で、准尉が纏っていたアタックスーツを纏えば、命令を聞くようになったとか。
アレらの開発には、莫大な資金がつぎ込まれておる。
しかも、導入できた場合のメリットは、測り知れん!
これも、賞賛に値しよう。
故に、陸軍栄誉勲章と陸軍技官勲章を授けるものとする!」
は、はぁぁぁぁっ!?
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