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なんぞ、これ?
思わず、シンさんを見る、俺。
「火は通ってるぞ。
美味いから食ってみな」
さいですか?
フォークで押さえ、ナイフで…
あや!?
意外と柔らかい!?
スッとナイフが入る感じ。
肉汁、スゲ!
切り取ったのが、小型ステーキ並み。
迷わず頬張る。
ふまっ!!
にゃぬ、ほれ!?
ガツガツ食えるよ、旨いっすよ。
何故か、途中に野菜ペースト。
肉に埋まってる感じか?
玉葱ベースの香味野菜とハーブ。
香辛料で味を調えた感じだな。
この肉…
アチコチに穴が。
そこから焼けた痕がある。
なぁ~るぅ。
金串か何かを刺して、内部からも熱を通した訳ね。
その穴に、ソースを兼用した野菜ペーストを入れている訳か…
けど…
この大きさを適切に焼き上げるには、技量が必要だろう。
やるな、店主!
「美味いだろ。
俺も好きなんだが…
食べるのは量が量だけに、隊の連中と飲みに来る時だけだな」
ぶっ!
パーティーメニューですやん!
まぁ、ガッツリ食いますけどね。
って…
半分以上を制覇です。
てへっ☆
シンさん気付いて、目が点。
ワロスw
「ロンザ文官少尉に聞いてはいたが…
本当に、良く食うな」
呆れるなしぃw
「いゃぁ~
美味いっすわ!
シェフの腕が良いんでしょうね」
俺、感心。
「ボンズ、嬉しいこと言うねぇ。
それに、良い食べっぷりだ!
コイツはオマケだ、食ってきなっ!」
何かを…
「おいおい、オヤジさん。
そりゃ、俺が注文したヤツだろ?」
他の客からクレーム。
って、オヤジさぁぁんっ!
何してんのさっ!
って言ってる間に、残るは3分の1以下。
厨房ではオヤジさんが何かを作り始めている。
ぬっ!
俺と競うつもりか、猪口才な。
俺も、食すペースを上げる。
ガツガツ、モグモグ、イー気持ち。
最高に、ハイっーうヤツです。
みるみる、減る減る、皿の中。
ってな!
完食と同時に…
「ボンズ、できたぜ!」
うぬれ、おやじ、やるなっ!
俺の完食を狙いよったわっ!
んな事、思いながら…
「アザス!
味わって食わせて貰います!」
ってなw
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