流転4

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しかし… 「腹減ったなぁ~」 この格好じゃあ、飯も食いに行けない。 仕方ないから、瞑想して待つ。 んっ? あっ! ガードナー! 部屋で鍛練したりするから、結界で隔離してたんだよ! 結界内で騒いでいるな。 慌てて、結界を解く。 猛スピードで、俺の所へ。 周りを飛び回る。 昨夜から隔離だからなぁ。 何時もは、鍛練時の10数分の結界隔離。 それが一晩だ。 そら、心配すっわなっ。 俺の身体に、怪我などの異常が無いのが分かったんだろうな。 俺から離れる。 しばし宙へ漂うように浮遊。 何か…俺を観察しているような… 『ビーピグピグギギピィピ!?』 なんぞっ!? ガードナーから空中投影スクリーン。 何々? 『大きく育ちましたねぇ。  シュパング人は突如成長するのですか?  その格好は、ご趣味で?』 って、やかましいわっ! 「ちゃうわっ、阿呆!  なんか知らんが、起きたら成長してたのっ!  身体がデカくなったから、服が全部合わなくなったんだよ。  だから、バスローブを引っ張り出して纏ってんだよ」 んっ、何々? 『良くお似合いですよ』 「ありがとう…んっ?  って、やかましいわっ!」 「どうしました、お客さん!」 慌てて部屋に入る少年。 ワゴンを押して来たのか、部屋の外にワゴンが見える。 朝食! ラッキー! 気が利くねぇ。 うや、少年。 部屋の中を見て戸惑っている。 どったの? 「あのぉ~」 「んっ?」 なんだろね? 「お1人ですか?」 あっ!! 「さっきのな。  あれ、ガードナーが空中投影スクリーンへ、失礼な事を書いてきたからさぁ…」 俺が告げると… 『誉めたのですが?』 「だからっ!」 少年、再び戸惑う。 ああ… 「ガードナー。  俺、シュランプ語分かるから、シュランプ語で書いてくれ」 『了解しました。  では、先程のを全てシュランプ語にて。  大きく育ちましたねぇ。  シュパング人は突如成長するのですか?  その格好は、ご趣味で?  良くお似合いですよ』 「ぶっ!」 吹き出す少年。 っか! 「それは、翻訳せんで良いわっ!  それに、着る物無いんじゃぁ!  こんな格好、似合ってる言われても、嬉しゅうないわい!」 全力で突っ込みましたよ。 なにか?
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