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廃車とは言え、戦車の装甲に穴が…
流石に、此方は自動装填。
次弾が装填され薬莢が排出される。
ガギィィンッ!
うおっほぅっ!
キィィンじゃなく、ガギィィンッですかっ!
思わず、排出された薬莢をシゲシゲ。
うわっ!
ゴッツいなぁ。
漲って参りマシたぁ~
次は、戦車の近くに放置されたジープを狙う。
ワザと下側へと着弾。
着弾の衝撃で、車体が軽く持ち上がる。
続けて弾が次々と着弾!
ジープが持ち上がり…
宙でピンポン球のように跳ね回るジープ。
おもしれぇ。
楽しいなったら、楽しいな。
ルンルン、ルン。
鼻歌唄いながら連射れす。
ジープ君、良かったね。
これで君も、飛行体の仲間入り♪
ゴッ!
アダッ!
痛いよ軍曹!
拳骨はないやん。
まぁ、爺ちゃんの拳骨に比べたら、まだまだだね。
「くぉ~らっ!
いい加減にせんかぁぁぁっ!
あーあ。
的とは言え、ジープをボロボロにしよってからに…」
片手で顔を覆って上を見ている。
なんぞ、あんのかいな?
「もう良い…
キサマが規格外なのは、良く分かった」
失敬な。
「俺の何処が規格外ですのん?」
全く。
「対戦車ライフルを補助無しで撃ち、それを連射した者が何を言うっ!
しかもだっ!
全弾、狙った場所へ着弾させておっただろーがっ!
大体だっ!
それはっ!
地に着けて扱う物!
抱えて使用する代物では無いわっ!」
ゼイゼイと荒い息ですね、ご苦労様っす。
しかし…
初め撃った時に、大慌てして走って来たのは、そのせいか…
テンション上がってたから、走って射撃場まで来たんだわぁ。
したら、撃った時に軍曹がな。
途中で硬直してたけどw
しかし…
良く硬直する軍曹だな。
身体固まるぞぃw
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