4024人が本棚に入れています
本棚に追加
/755ページ
検閲が済み食堂へ。
俺達の班と、節度を守って呑んだ輩だけは元気だ。
本来は、俺の班も俺以外は、同様になっている筈。
俺は事実は知らせていない。
面倒だからな。
普通に飯を喰らい食休み。
俺の真似をする者が多数。
きっと、試して具合が良かったんだろう。
良し、腹もコナレた。
少し準備運動。
今日は何をすんだろね?
カリキュラムを聞いてないんだが…
出来たら、火薬銃を撃ちたいなぁ~っと。
そんなん思う訳だが…
早く、来い来い、軍曹さん。
ってか。
おおっ!
遣って来ました、軍曹さん。
………
何故に機嫌が悪いんす?
はて?
「リュシュ!」
「な、何でしょ?」
「兵が皆、二日酔いで、使い物にならん!
何を飲ませたのだっ!」
いや、俺のせいじゃないしぃwww
仕方ないから、俺、説明。
したら、再び怒られた。
「何故、その様な酒があるなら、儂を呼ばん!」
どんだけぇw
「はぁ?
俺、軍曹の連絡先知らんしぃ」
連絡ってさぁ…
無理じゃん。
「ぬ、ぬぬぅ…」
悔しそうに黙る軍曹。
どんだけ呑みたかったんやねん。
「それよかさぁ。
今日は何すんの?
俺、火薬銃を撃ちたいなぁ」
そんなん告げてみた。
すると…
「阿呆。
今日は銃じゃない!」
そんなん仰る。
「じゃあ、なにさ?」
ほーんと、何だろね。
「良いから、黙ってついて来い」
そう告げて、踵を返すと歩き出す。
かなり不機嫌。
どんだけシュパング酒を呑みたかったんやねん。
最初のコメントを投稿しよう!