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「ならお前も俺に背中攻撃しろよ。受けてたつから。お前の背中まで俺のもの。俺にお前は背中を見せられない。そういう意味の背中攻撃なんだから」
「やだよ。変態っ!」
「別に変態じゃねーだろ? 変態っていうのはな、もっとこうっ……」
俺はまた菜々子をやわらかく押し倒した。
菜々子が身をよじり、くすぐったそうに声を上げてケラケラと笑う。
「やめてよナツってば!」
菜々子が逃げながらさらに笑い転げる。
「実践してやる! 教育だ! いや調教だあ!」
シーツを巻いたままベッドの上を転げて逃げ回る菜々子を、ふざけながら追いかけた。
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