第3章~侍~

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なにが起きたんだ…? 一護は、思った。 男は、ニヤリと笑った。 男は、一護の目の前にいた。 男は、一護の胸元に拳を当てていた。 「――――――――――!!!!!!!!!!」 それに気づくのに10秒はかかった。 気づいたとたん全身に激痛が走った。 「ヴ…ぐぅ…」 立ってもいられず、一護は、自分の胸元をおさえこみ倒れた。 「黒崎君!!」 織姫が、一護の元へ賭けより六花をはなった。 「やめておきな…女。一護は、なおんねぇよ。」 「そんなの…分からないわ!!」 その言葉に男は、言う。 「違う。俺が、言っているのは、傷じゃねぇ…アザのことだ!」 「ア…ザ?」 「そうだ。アザだ!」 「そう…かよ…腹の部分にあった…アザは…その侍と関係していること…なんだな…」 ヒューヒュー…と息をする。 「あぁ…」 「はい。ストップ。」 突如一護の前に一人の人物が現れた。 「アンタ…一護になにしたの?」 声からにすると人物は、女の子だということが分かる。 「ソイツが、死神化したから…死んじゃ困るから止めたのさ。」 「止めた?ふざけたこと言わないでちょうだい。アンタは、封印を解ただけのことでしょ?」 「な…に…が起こっているんだ…」 一護は、踏み出そうとすると、少女は、それを止めると、一護の首筋を軽く叩いた。 それと同時に一護は、カクンと崩れるようにい少女に寄りかかった。 「チッ…」 男は、始めて舌打ちをした。 「今日のところは、引き上げる。じゃあな…侍よ…銀時によろしくな。」 男は、そう言って闇の中へと消えた。
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