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第1章~ぬくもり~
あたたかい…
一護は、そう思った。
右手には、ぬくもりが、感じられた。
母親ではない。だけれども…何故か安心できる…
この人は、誰なんだ?
顔を見ようとするが、見えない…
「一護…。」
そう呼ぶ。声からにして女性だと分かる。
「――。」
誰かを呼ぶ。
漆黒と言っていいほど髪は、黒かった。
「なに?」
と言う声が聞こえた。
茶色の髪色の子だった。
「――――――――――。」
女性は、一護とその子に言った。
なんて言ったんだ?
なぁ…俺は…
女性は、ただ笑っていた。
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