第1章

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十一は悩んでいた。どんな力を望んでいいのかわからないのだ。普通は魔法等のファンタジーな力を望むはずだが、如何せん想像できなかった。なので、十一は剣技が強くなる力か、只々、腕力を上げるものかですごく悩んでいた。そんな十一に女神?は ――――――特別な力は5個あげるからね。その内の二つを選んで欲しいんだよ。 と、言ってきた。 はっきり言ってふざけんなである。まず、なんで二つなんだ5個くれるなら5個とも選ばせろや。それと、なんで個数制なんだよ普通ポイント制なんじゃないのかよ。と、まぁ考えれば色々ツッコミどころは多々あるが二つも選べるとポジティブに考えることにした。 ならば単純な腕力を上げる方でいいと思った矢先に二つ目の悩みが出てきた。 遠距離攻撃をどうするかである。非常に悩ましい思いつくだけでも投げナイフ、銃、投擲など、色々ある。 だからそれぞれの利点を考えていくことにした。 まず、投げナイフは殺傷能力が高く尚且つ体の至る所に隠せるというところが利点である。 次に銃だが、貫通能力が高く速射性に優れているというところである。また、弾速がとても速いのでそこも利点である。 最後に投擲だがこれの利点は何と言っても弾数を気にしなくていいところである。そこら辺に石さえあれば攻撃出来るのだこれは凄いだろう。 そうやって悩んでいたら女神が ――――――あぁ、そうそう力(スキル)を決めるときはこのパソコン使ってね。これに全部スキルが載ってるからそこから選んでね。 初めて女神をぶん殴りたくなった瞬間であった。
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