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部屋の扉を開ける。
俺の部屋は意外と綺麗に、整っている。
そして。そのまま俺は布団にダイブした。お気に入りのヘッドフォンを、耳につけ音楽をかけた。
そして、そのまま俺は眠りについてしまった。
「お兄ちゃん。お兄ちゃんってば!ほら、起きて。ご飯だよ。」
妹の櫻に起こされて窓の外を、見ると辺りは真っ暗だった。
俺は眠い目を擦りながら、妹にお礼を言い。
まだ足元がふらつきながらも、階段を降りていった。
すると。食卓には、仕事から帰ってきた父がいる。
時間は、夜の七時ぐらいだった。
「遥。卒業おめでとう」
お父さんから聞いたその言葉に俺は少しだけ、笑顔を見せた。
俺の隣に座っていた、櫻もお父さんに続き俺に祝の言葉をくれた。
「ありがとう。」
遂に俺の顔が緩んだ。
そしたらお母さんが、手を叩きご飯にしましょうと言った。
その後は家族四人で、楽しく俺の昔話しや懐かしい話をして盛り上がった。
食事を終えてお風呂に入ってる時。
俺はまた、あの女の子の事を思い出していた。
「いつか、絶対。また会える時が来るよな……。」
そして、風呂から出て寝る用意をして。
卒業式のこの日を終えたのであった。
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