第3章2人の未来
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しばらくして、母親は、家に荷物を取りに行き、そのまま、マンションに入ったと連絡が来た。 「一応、一件落着だな」 「そうですね…テツさん」 それでも娘は学校に行かず、子守をし始めた。 留音の提案からだった。 赤ちゃんの前では、笑みを浮かべ、世話をしている。きっとこれが、彼女の“素”だろうと思う。
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