正体

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あれから 私と梅太郎と千代ちゃんで 私達のマンションに向かっていた 『あ、梅太郎 ごめん! 買い物してから帰るから先 帰ってて!!』 そう言って 千代の肩に手を置く 「!!」 『ガ・ン・バ・レ』 口パクで千代にそう言った紅亜 「(紅亜ちゃん… 私と野崎くんを二人っきりにしようと…)」 「ああ、じゃあ墨汁残り少なかったから買ってきてくれないか? 」 「(何故に墨汁!?)」 『あ~、了解 そんじゃーね』 そう言って 私は商店街の方に歩いていった。 『…と言っても 買うやつないんだよな~、墨汁以外』 すると 後ろから 聞き慣れた声が聞こえた 「あ? 紅亜じゃねぇーか、何してんだよ お前ん家 此方じゃねぇだろ」 『あ、御子柴 いやね、もしかしたら 私 恋のキューピッドになるかもしれないんだよ』 「あ? おまっ… キューピッドっていうか狩人だろ!!」 バキッ!! 『なんか言った?』 「……スミマセン。 キューピッドにしか見えません。」 『まったく…。 とにかく、私はそれまで家に帰れないの!!』 「ふーん… じゃあ、俺と遊ぶか?」 『え、 いいの?//』 「ちょうど 俺も暇だったし、鹿島は部活だしよ」 『/////』 「な、なんだよ…!? 別に嫌だったら良いんだぞ!?」 嫌なわけないじゃん…// 『し、しょうがないから… 一緒に行ってあげても良いわよ!!///』 「(ツンデレだと!?)」 『ほ、ほらっ// 行くならさっさと行くわよ!!』 「お、おう…」 そして二人の影は、商店街の中に消えていった
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