第十一章 集合

2/17
前へ
/17ページ
次へ
「……なるほどねぇ」 食べかけていた食事をさっさと終わらせて、今2号館と3号館のメンバーは、全員談話用のテーブルの周りに集まっている。 ただ、ソファーだけじゃ全員が座れないので、椅子を何脚か持ってきて残りはその椅子に座るようにした。 「まぁ、確かにその方が私達としても安心できるし、部屋もまだ残ってるしね。良いんじゃない?」 「おぉ、そうか!」 そこで、何故2号館メンバーがこんな民族大移動を行ったのか聞いたのだ。 すると、理由はある意味予想通りのものだった。 2号館メンバーを、3号館で一緒に泊めて欲しい。 勿論、それに対して特に反対する理由も無く、むしろ一緒にいた方が何かと都合がいいという事で、あっさりと提案は通った。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加