第1章

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『イタズラ』 あたしは 他の人に イタズラするのが 好きだった 怖いのが 苦手な人に 後ろから 脅かしてみたり… ちょっとしたことで ムッ…と なっている人に わざと 楽しい感じで 話しかけて ものすごく 落ち込ませたり… そんなイタズラを するのが あたしの ‘日課’だった けど、次の日から できなくなって しまった …あんたの せいだよ? 冗談を 言ったとしても 「‘ウソ’だろ?」 とか 「そろそろ 本当のこと言いな?」 とか さけられるばかりで 面白くなくなった… -翌日 トボトボ歩いていると 急に後ろから 抱きつかれた 思わず 叫び声を上げる あんたは 笑いながら 「おまえなんか、 キライだよ!」 言ってきたので 泣いた すると…? 「信じるなよ… キライなわけ あるかよw」 そう言って デコピンされた …そう あたしは あんたに 逆イタズラされて いたんだ…
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