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放課後。
いつものように、
練習をしている時だった。
「雄輔~!」
オレを呼ぶ、
甲高い声が聞こえた。
そこには、
幼なじみの美空がいた。
ポニーテールにされた茶髪に白い肌。
それに柔らかな雰囲気を醸している。
「美空、
どうした?」
オレは美空に駆け寄った。
「今日からマネージャーすることになったから。
よろしく」
はにかむ美空。
そんな美空が苦しんでるなんて、
誰が予想できただろう。
オレは少しだけ辛くなった。
「おう、
よろしく。
それと、
大丈夫?」
小声で尋ねる。
美空は頷いた。
あまり、
無理をしてほしくない。
それがオレの気持ちだった。
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