浮気の理由【完】

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「美也っ!何してんだよっ!?」 「え?どうしたの…何をそんなに怒ってるの?」 ベットの上で絡み合う僕たちを見て、彼氏がヒステリックに喚いた。 直人から香る、キツイキツイあの女の臭い。 「何で優人とシてんだよ!?」 「何でって…直人のためにきまってるでしょ?…んっ、あぁ…」 いきなり 僕の中に入ってるモノを揺らされて、思わず喘いだ僕を直人が怒りで燃える目で睨む。 「なにいってんだよ…」 戸惑う直人。 何でそんな顔してるの? 「や、っあ…っ、んん!」 「気持ち、ん…」 もう。 今動かないでよぉ、 「っは、ァ、あ…ッ」 こんな僕とセックスしてくれるのは、直人の弟の優人くん。 直人みたいに激しいセックスじゃなくて、優しいセックスをしてくれるから重宝してる。 優人くんにも同性の好きな人がいるらしいけど、その人には恋人がいるんだって。 「恋人の…く、ン…直人にィ、負担をかけないため、っあ!…にだ、よ。…ヤあ、っ…別に、好きな訳じゃッ…ない、し。 優人くんとは身体だけって割りきってるから…はぁ。 僕が一番好きなのは直人だよ」 どこかで聞いたことがあるような台詞。 だから、ね? 安心してって 喘ぎながら微笑むと、 直人は、、、 ほら、喜んでよ。 彼氏の身体を考えてくれる、優しい恋人だねって。 一番好きって言ってくれてありがとう嬉しいよって。 頑張って答えを見付けた僕に、自慢の恋人だっていって? もう、 何で泣いてるの? 突然膝をついて泣き出してしまった直人に、僕はびっくりした。 てっきり笑顔で喜んでくれると思ったから。 「ッあ!」 僕の中に入ってる優人くんのが何故か大きくなって、僕を犯す。 僕は直人のことを忘れて、ただ快感に喘いだ。
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