40人が本棚に入れています
本棚に追加
------------------------
霧「ここだよ。ねぇ、もう着いたし降ろしてよっ」
蓮「ここか・・・やけに扉でけーな・・・」
霧「ちょっ!蓮牙!降ろしてっ」
そう言うと暴れだした霧斗だがそんな事を構いもしないでノックをして入っていった。
コンコン--------
蓮「失礼しまーす」
?「やぁ。よく来たね。歓迎するよ蓮牙君!あ、姉さん達は元気かな?」
霧「姉さん・・・?」
蓮「あぁ。この人は俺の叔父さんの鈴木崇(スズキ タカシ)さん。んでここの理事長で俺の転入を許してくれた人」
霧「・・・蓮牙の叔父さん?」
崇「そうだよ~。君は確か1年首席の白松君だよね!どーして蓮牙君が抱っこ?してるの?」
すると霧斗はみるみる顔を赤らめ
霧「・・っ!!蓮牙っお、降ろして!」
と言いまた暴れだした。
崇「蓮牙君そろそろ降ろしてあげたら?いくら彼が可愛いって言っても男の子だからね」
蓮「・・・」
そして静かに霧斗を近くにあったソファーに降ろすと自分もその横に座った。
崇「あれ?もしかして蓮牙君ぞっこん?」
理事長は蓮牙に向けハートマークを手で作り楽しそうに言った。
霧「・・・ぞっこん?」
崇「あれ?白松君わかんない?だから--------あ、あれ?蓮牙君こ、この首に巻かれてる手は何かな~???」
蓮牙はいつの間にか理事長の後ろから首を絞めるようにしてドス黒い声で
蓮「それ以上言ったらこの手で絞める」
崇「わ、わかったから!その手外してよ!」
舌打ちをした後渋々離し何事もなかったように霧斗の横に戻った。
霧「ねぇ。ぞっこんって何?」
蓮「まだお前はわからなくていい・・・」
霧「ふーん・・・変なの」
蓮「それより崇さんこの学校の説明してくれ」
崇「あ、あぁ。そうだったね・・・」
まだ首に違和感がある崇だがこれ以上蓮牙を怒らせないように黙り学校の説明をし出した。
最初のコメントを投稿しよう!