40人が本棚に入れています
本棚に追加
?「ああああああっーー!今日総長が転入してくる日ではありませんかっっ!」
1人の少年が勢いよく立ち上がり大声で叫んだ。
?「トキうるさい」
ト「あ・・・すみませんシオン。つい忘れてたもので・・・で、でもっ迎えの人がいないんですよっ」
シ「それなら大丈夫・・・総長1人で来る・・・って言ってた」
ト「そ、そうなんですか?それなら安心ですね!」
そう言うと何事もなかったかように机の上の書類を片付け始めた。
?「あ?さっきからごちゃごちゃうっせーぞお前ら。俺様が目覚めたじゃねーかよ」
奥の扉が開くと同時に上半身裸の男がでてきた。
ト「あ、柚。おはようごさいます。それより上の服着て下さい。それと今日総長来る日ですよ」
柚「あ?・・・ああああああっーー忘れてたぁぁぁぁ!!今日じゃねーか!なんでもっと早く起こさなかったんだよっ!俺総長お出迎えしようと思ってたのによっ!!」
柚喜は服を即座に着て髪の毛を整えながらトキに怒鳴った
ト「それが私も今思い出したんですよ。しかも柚が出迎えに行ったら総長無言で帰ってしまいますよ。ねぇ、シオン」
シ「コクコク」
シオンはお茶を飲みながら頷いた。
柚「あ?!?!どーゆう意味だこらっっ俺様に喧嘩売ってんのか?!」
トキの胸元を掴みながら柚喜が怒鳴ると
ト「うるさいですね。だいたい貴方が寝坊なんかするからですよ。あ、後手離して下さい。服にシワがよりますから」
そして柚喜の手をつねった。
柚「痛ってっっなにすんだこの腹黒っっ」
すると無言でシオンが立ち上がり2人の頭のぽこっと叩いた。
シ「喧嘩めっ」
可愛らしく喧嘩を止めてまたお茶を飲み出した。
最初のコメントを投稿しよう!