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色艶を全開にした若先生の言う事は絶対。
「ほら、早く捲って」
鏡ごしに視られて
もう、心臓がも、もた、ナイ。
洗面台に押さえつけられて
撫でられながら
あたしは自らスカートをたくしあげた。
「やーらしー、蜜」
確かに響くのは粘りけのあるモノをかき混ぜる
ノイズの混じった音。
大きな羞恥と
小さな屈辱は
天秤にかけられ、比重は最初はどちらも釣り合って
そのうち
とてつもない大きなフレを連れてくる。
一切逸らされる事のない眼差しは
しっかりとあたしを押さえ込み、呼吸さえも支配され
若先生の意のままに、弄ばれる。
淫縦(インジュウ)を施され、しなだれた中に
若先生が無遠慮になだれ込み
鏡の中のあたしは叫び
若先生は、低く笑った。
人間なのに
息を、どこで継いでいいのか
分からなくなる。
人間なのに
二足で立つ事すらままならず
人と人との交わりが
こんなにも果てしなく、苦しいモノだとは
思った事もない。
あたしが沈むその瞬間まで
若先生の淫が吐き出される事は無かった。
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