2477人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
恥ずかしさを煽り
支配を見せる、若先生は
あたしを焦らし、昂らせる事なんて
お手のもので。
「蜜、ナニしてほしい?」
触れてくれない唇も
すぐ、そこにある唇も
もどかしくて、恨めしい。
「せ、んせ、意地悪、しないで……ぇ」
「ホラ、言わねぇと
何にもデキナイよ?蜜」
身体をよじり
脚を擦り、あたしは懇願し、切望する。
ソレを聞いて
唇の端をクッとあげ、笑いを乗せた若先生は
あたしに囁いた。
「……ヤーラシぃなぁ、蜜は」
「ひ、……ぁ、ぁ、あ あ あ」
ゆっくりと
侵入して、ゆっくりと
浸潤する若先生は
あたしと目を合わせて
「飛ぶなよ」
そう、囁いた。
最初のコメントを投稿しよう!