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この4か月
たったの1年の3分の1なのに
会えなくて
連絡すらろくにしてなくて
こんなにも
依存してしまっていたなんて
今、こうしている事もどこか現実味がなくて
あまりの情けなさに心底、低迷する。
「……もぅ、ゆる、して」
波打っていたお湯が、ピチャリと跳ねる。
「Permit? Do you accept a penalty hmm?」
(許して?ふーん、ペナルティ認めるんだな)
それだけは違う、と、やっぱり左右に首を振る。
「i do not what there was,but can you not say to me」
(何があったかは知らねぇけど言えないような事をしたんだ)
フルフルと、首を振りながら、息も絶え絶えに声を出した。
「な、何も、してませんっ、んっ」
「Then why is there a mark here ?」
(じゃあ、なんでこんなとこにマーク付いてんの?)
「わ、分かりません、今さっき、気付い、たしっ、イっ、」
急に頸動脈に噛みつかれて
痛みに身を捩る
そして、ベロりと舐め上げられて、ゾクゾクと背筋が縮んだ。
「When were you marked?」
「き、昨日、き、のうの……」
「Where?」
「オペ部、の、おくで?」
「With whom?」
「……わか、り、ません、っ」
真正面で視線が交わる。
頬に張り付いた髪を指で掬われて。
ただそれだけの事にいちいちドキドキしてるのに
「Well…i was so so sleepy, and i thought it was a dream…
because…you were very tender in a dream」
(だって、凄く眠くて眠くて、夢かと思ってた。
若先生は夢の中でとても優しかったから…)
「im so sorry……」
(ごめんなさい…)
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