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「もう逆上せた?」
「まだ入ったばっかりですけど」
なんとなく上気している蜜の顔
張った湯はそんなに熱くはないはずだ
「じゃあ、なんでそんな紅いの」
「……」
ちゃぷん、と滴が跳ねて
伸ばした指の先で頬を掠めると
視線を横にずらした蜜が呟いた
「……なんか、ちょっと、
ハズカシー……から?」
今、落ち着いていたモノが急速に
勢いを取り戻し始めた
「かわいー」
普段は絶対に口にしない事を耳にした蜜は
恥ずかしさを隠す為か、ブクブクと
目の下辺りまでお湯に沈んでいく
「ほら、おいで」
「……ブクブク……」
久しぶりにプライベートで顔を突き合わせて
会った直ぐに官能を貪り合って
はずかしい、と思うなんて
……今からもっと、恥ずかしい事をしてやろうって気になるじゃないか
なぁ、そうだろ?蜜
両手を広げて
蜜を誘い込んだオレは
彼女が確実にテリトリーに入ったのを確認してから閉じ込める
女性らしい、それでいて、締まりのある
ボディラインに
指と、唇でタッチして、暫くは蜜の反応を楽しもうと
漏れる吐息で紅い唇を震わせる
彼女を一層扇情した
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