オレ様日記15

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これだけでも我慢できそうもない 自分が可笑しくてたまらない 本当は ココよりももっと潤ったところに 入りたい オレの節操の無さ加減は 留まる事を知らないらしい 「折原先生は?」 「あ、おふにいまふ」 口の中の異物のせいで ちゃんと話せる訳も無いのに あえて尋ねてみる ふーん、ますます可愛いじゃねぇか 指を抜いて 代わりに舌を差し込んで ちょっとだけ、のつもりが ムラムラが狼煙(のろし)のように上がっていく 燻りが炎をあげる前に 離れた方が、いい ガクンと膝崩れをする蜜を支えて 危なかった、と自負する 口にしたアブナイは蜜の脱力だけじゃなく 自分の崩壊も、だ 首を傾げて 何も分かっていない蜜の手を取り 大将の前へ向かう 約束は果たされてこそ、約束 出来れば何事もなく 上手く運んで欲しい そんなオレの願いは敢えなく撃沈する
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