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終章 オレ様日記 final
あの日
蜜に思いの丈をぶちまけて
一層独占欲が湧いてきたオレは
今
眼下で揺れる
艶やかでしなる身体に
オレの持てる術を注ぎ込んでいる
真っ最中
結婚するまでは仕事は辞めない、
そう言った彼女の意思を二万歩譲って
尊重して
まだ、遠距離な付き合いを続けている
「……シマルねー、蜜……」
月に一度、集中して
育まれる愛に
出来るだけ痕跡を残して
セコイ手を使って早く囲ってしまいたい
眉を寄せて抗う姿に
オレの勢いは増す
だけど、一切のリズムを変えずに
打ち続ける先に
「……捕まえた」
彼女の最弱なトコロを
押し上げ始める
「……イケよ」
そう、何回でも、……どーぞ
じきに訪れたのは
止まらない収縮と小さな痙攣
悲鳴を上げ
喉を枯らし
荒々しく善がるその姿に
激しく感じた
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