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「くすり」
「……っんっ」
「どうして、言わなかった?」
蜜を這う掌と同じように滑らかに
「……えっ?」
え?
って、何、そのリアクション
オレ夕べ聞いてないの?
クルリと180度回転させて
オレは首を傾げた
膨らみを鷲掴みにしながら
口付けを落とし
彼女の答えを待った
切ない吐息に混じる
熟れた、喘ぎ
ジェルとはまた別の
甘い香り
「……夜勤が」
「ん?」
一旦オレから唇を離して
「夜勤が、多くて
ダルいのが嫌で……飲んでっ、、、んっ」
喰らい付いた唇を
そのままに
ふーん、と吐き出して
「じゃあ、」
一か八かの賭けに出た
「もー、飲まなくていーよな」
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