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ドターン!!
高揚も束の間。
すぐに松枝の身体は1階へたどり着いた。
大きな音を立ててしまった。
友次郎と父さんが駆けつけてくる前にきちんと確認をしなければならない。
私は血にまみれた階段を駆け下りて松枝に近付く。
下半身からも頭からも血を流している。
しかし。
しかし、瞳は閉じているものの、鼻からはかすかに呼気が感じられた。
まだ生きている!
なんとしぶといことか!!
私はあたりを手さぐりし、ちょうど近くにあった木槌を手に取り――
グシャッ!
力いっぱい、松枝の頭蓋へと木槌を振り落とした。
瞬間、松枝の身体はビクビクと痙攣し、そして動かなくなった。
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