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私は毛布を創り出してナナ様に被せる。
「さて、これからどうしたものか」
確か海には海人族と魚人族がいるという話でしたね。
なら海の近くにいるのは危険でしょうか?
それとも陸は違う部族こ土地だから安全なのでしょうか?
「試しに入ってみるのもいいかもしれませんね」
私ひ酸素ボンベイとゴーグルを創り出して装着した。
そしてナナ様には念のために結界を張っておく。
さて、それでは行きましょうか。
私は海の中に飛び込んだ。
海の中はとても美しいです。
沖縄の海を連想できますね。
沢山の魚が泳いでいてまさに芸術と呼べます。
他のお仲間にも是非見せてあげたいものです。
しばらく海の中を泳いでいると不思議な物を見つけてしまいました。
地底な建てられた建造物。
もしかして誰か住んでいるのでしょうか。
近付いて見ると何やら人影が見える。
あれは………人?
海の中なのに何も装着していない人がいました。
あれが海人族なのですかね?
しかし、遠目から見ると人族に見えますねぇ。
もう少し近付いてみようとすると海人族がこちらの方を振り向いて向かってきた。
そうか!ボンベイからの空気か!
私はすぐにボンベイを捨てて身を隠す。
するとすぐに海人族がボンベイの所まで来ました。
私と海人族との距離はかなりあったのに、あの一瞬でここまで泳いで来たこと驚きました。
そしてよく見ると首元にはえら、手には水掻きが着いていた。
なるほど、あれなら水中にいても可笑しくないですし、泳ぐ速さも納得できます。
私はこのままでは見つかると思い、ナナ様の所まで空間移動する。
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