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声の様子がおかしかった。タツオはじっとカザンを見つめた。目が赤い。泣いているのか。東園寺家の次期当主が同級生のために泣いている。将来は日乃元の進駐軍を背負うことになる少年も、ひとりの友人の死に衝撃を受けていたのだ。タツオは静かに、あの夜のことを語り始めた。
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