第1章

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A スマホで撃沈 寝落ちで洗顔 出勤退社がコペルニクスで 今宵のクグリは 首切り切断 世界で一番 醜い子猫が 僕らがリア充 非ずのリア充 勝手に分類 しちゃった間に 地球の裏側、ブラジルリオデで 祭りの最中に、死んじゃったって B あぁ僕らは罪深い人だなんて 思いもしないし、感じもしないし あぁ僕らは操り人形だなんて 気付きもしないし、調べもしないし メイクに財政管理に、おまけに面接忙しすぎるの C 毎日毎年毎回毎度で損得なしの人生よ これでもワガママ抑えて控えめ可憐な女を演じているの  千年王国未だに築けず、高層ビルから操る女郎蜘蛛の愛しき奴隷で許されちゃったの サビ こんな私を愛してくれますか?月で零れる雫がカワいたあの日まで こんな私を愛してくれますか?脳内分泌されゆく液体まみれの私を 頭のねじは現代社会に適応するため捨てました 蛇口を零れるオレンジジュースで何とか今宵も生きています ふと深夜に呟く言葉がTL流れる切なげ儚げ何だかロマンティックに 「愛しておくれ」と
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