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親しいが故に打ち明けにくい事もある。
それでも翔平は、真摯に私たちへの対応を考えてくれた。
いつかは打ち明けなければならない事。
もし伝えるのであれば、直接目を見て打ち明けたいと・・・。
「ま、でも良かったんじゃね？
翔平も真琴も幸せならさ。」
「そうだね・・・。
２人共、本当におめでとう!!」
私と准一の反応を見て、翔平と真琴は顔を見合わせて笑い合う。
その笑顔には、２人の心からの幸せがとてもよく滲み出ている。
「２人共、本当にありがとう。」
「結婚式も挙げる予定だから、親たちへの報告が済んだらまた連絡するよ。」
“家庭”を築くため、新たな未来へと一歩を踏み出した真琴と翔平。
幸せな２人に、私は心からエールを送った。
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