変わらない面子

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次の行き先は翔平の家に決まった。 彼の家は築年数が古いものの、部屋の広さはそれなりにある。 しかも、地下鉄の駅から徒歩3分という好立地にマンションが建っているらしい。 「決まりだな。 翔平ん家なら、終電を気にしなくても泊めてもらえるし。」 准一は何度か翔平の家に行った事があるらしい。 家主の賛同を得て、今日はみんなで翔平の家に泊めてもらう事が決まった。 「じゃ、早速向かうか? あそこでテーブル空くのを待ってる人もいるし。」 翔平が指差す先には、満員状態のビアガーデン会場をうろつきながら空席を探す男女の姿があった。 相手のグループも、私たちと同じ4人グループだ。
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