Relations to share

8/10
前へ
/39ページ
次へ
肩すかしを食らった気分で、店を出る。 「あ、終わった?」 しゃがんで道ばたの草を見ていた一宮くんが、立ち上がって私に笑顔を向けた。 「一宮くん、何で? 私がごちそうするって言ったのに」 「何でって、何で? 女の子にお金出してもらうことなんてできないよ」 「でもそれじゃお礼が」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加