Apology

3/8
前へ
/39ページ
次へ
「浅井さんが引っ越したのは聞いていたけど、まさかこんなに近くだったなんてちょっとびっくりしました」 「はい、私も驚いています。確かにコンビニ、駅近、街灯ありの物件でしたが」 私の言葉に、三浦さんがくつくつと笑う。 そのくったくない表情を、立場も忘れて見とれた。 「あの、よかったらなんですけど」 「はい、何でしょうか」 三浦さんの透明感ある声に耳を傾ける。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加