Apology

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「これから時間が合ったときは、一緒に帰りませんか」 目をぱちぱちとさせた。 どうしてそんな提案をするのか、三浦さんが不思議でたまらなくて。 「もちろん、時間が合ったときだけで。ちょうど住む場所も目と鼻の先ですし」 三浦さんが立ち止まって、私のアパートと自身のマンションに目を行ったり来たりさせた。 「その、今回は僕だから良かったけど……浅井さんが心配なんです。ダメですか?」
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