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『あなただったの…』
あなただったの?
悲しくて
校庭にしゃがみ込んでた
アノときに…
あなただったの?
独りの夜に
虚しく泣いていた
アノときに…
あなただったの?
喧嘩して
ムシャクシャしてた
アノときに…
あなただったの?
嬉しくて
思わず涙した
アノときに…
――いつも…
近くにいて、背中を押してくれた。
その温かさを、
ずっと忘れない様に。
アノとき、
あなたに出会わなければ、
私は、今頃何を考えていただろうか?
…なんて、有り得ない事考えて。
だって。
あなたの様に、なりたいから。
あなたの様に、誰かを救いたいから。
あなたの様に…
あなたを救ってあげたいから。
だから、
だから笑うよ。
そっと…そっと…
背中を押してあげよう。
あなただったよね。
アノとき、
笑顔で背中を押してくれたのは…
…ありがとう
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