第２話

自分らしく

～ルイがルイになって帰ってきた～

合宿も終わり、私は休みを頂いていたお礼にアルバイト先にやってきていた。

叶恵さんにお礼のお土産を！
りんごジュース
りんごケーキ
長野といったらりんごでしょ！！！

「お帰りぃ！
もぅ良かったのに。こんな気を遣わなくても。
無事に帰ってきてくれただけで嬉しいんだから！でも、ありがとう！！！
ルイくん帰ってきたら一緒に食べましょ！
あっ、りんごケーキは、今たべよう！！！」

「えっ、わたしはいいですよー！
試食しましたから（笑）
叶恵さん家に持って帰って食べてくださいよ」

「そう？！
じゃあお言葉に甘えて、帰ってダーリンと頂くわ！
代わりに、近所に出来たケーキ屋さんのケーキ、お客さんから頂いたから一緒に食べましょ！」

うわぁーーー
ショートケーキ・:*:・:(Pq''v`*)お久しぶり:・:*:・
というか、、、
なんといいますか、、、
ハイセンス（笑）
やっぱり、都会のケーキは違うね！！
めたんこ、おいしぃーーー

叶恵さんがルイについて口を開いた

「莉夏ちゃん、ルイくんから聞いたと思うけど、、、
ルイくん夢に向かって一歩一歩進んでいて。
私は聞いたときすごくびっくりして、、、
莉夏ちゃんには驚かす為に言わないっていってたけど、出発前にメールもらって、、、
莉夏ちゃんに伝えたからって。
なんか、自分の言葉で今までルイくんを傷つけてなかったかなとか色々考えたわ。
ルイくん、ホントはお店も辞めるつもりだったみたい。
迷惑かけるからって。
でも、そんなのおかしいでしょ。
ルイくんでもルイちゃんでも同じ。
お花に対する気持ちは変わらないし、
私はもちろん、莉夏ちゃんもきっとルイくんに対する態度は変わらない。
だから仕事は続けて欲しいって、伝えたわ。
そして、正式に正社員になってほしいっても言った。。。
無事に帰ってきてくれて、いい返事もらえるの期待してるわ」

叶恵さんは、落ち着いた表情で私に話してくれた。

続けて叶恵さんは

「ルイくん、計算外に出発前に莉夏ちゃんに伝えたってことは、、、
莉夏ちゃん、ルイ君に、、、」

私は、慌てて
「あっ、叶恵さんにも私の態度バレてたんですね（笑）ルイに告白したんですけど、ふられましたけどね。。。その時に聞きました。
今まで告白してくれたこに、わざわざ伝えたことないけど、私は大事な後輩でありすごく大切な友達だからって、、、俺は男の人が好きだって」
と答えた。。。