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同じ様に天使、こちらはBとしよう、Bも雲の上から違う家を見ていた。
同じ食事という行為をしていたが、質素な食事でなく、白い米と魚やお肉、味噌汁に数品の副菜、果物を食べている家族を見下ろしていた。
皆椅子に座り美しい食べ方をしていたが、食事中の会話なんてほとんどない。
「気取った家族だな。
せっかくの食事が不味そうじゃないか。
幸せについて教えてやらなきゃならないな。」
Bは神様に報告する内容について考え始めた。
AはBに言った。
「人間を見ていて、つまらない気持ちになったよ。」
BはAに言った。
「つまらないのは人間だろ?」
AとBは目を合わせて首を傾げた。
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